・3月26日(日)東京での全国成果発表会の時、8月12日(土)徳地フォーラムを開催する旨を高校生に伝えた。その際、皆んなのやる気を感じ、運営を全て高校生に任せようと決めた。
・情報の共有を図るため、LINE(聞き書き甲子園山口班)に関係者全員(聞き書き甲子園実行委員会の人も含めて)参加した。
・4月10日(月)「聞き書き甲子園徳地フォーラムのご案内」をLINEに掲示した。
・5月24日(水)山田君から、初めての反応があった”お久しぶりです。8月12日何するよ?“。
・これが口火となり、25日以降他の6人全員参加して、意見を出し合った。
‐東京でやったような名人との対話とかを見せるのもいいと思ったんですが、それを繰り返すとなると多分飽きちゃいますよね。
‐代表を選んでやるとかですかね?
‐東京の成果発表会でしたようにパワポを作って、一人ずつやるんかなー。
‐折角こういう機会だから、未来とか今後に向けて話し合いができたら。
‐聞き書きの内容を知らせるだけじゃなくて、そこから発展してかんといかん気がする。
‐そんなんするなら俺らだけでやってもしゃーないから向こうの人たちにも入ってもらわんばいかんのやけどね。
‐事前に細かい議題とかも決めといた方が良さそう。
‐ただ2時間ぽーんと話すなんてそんなの無理やから細かい内容、なんなら各自の大まかな意見まで決めとかないと。
‐でもそれには議題とか目的とか決めないといけない。そうなったら俺ら外部の人間だけで決めたくはないよな。
‐市原さん、徳地の高校生とかと交流とかってできたりしますか?
‐(市原)徳地には県立防府高校佐波分校があり、聞き書き甲子園や徳地フォーラムについて学校に話しに行っています。皆さんの意見話してみることは十分できますよ。
‐なるほど。ありがとうございます。
‐名人の道具に関する4択クイズを作るというのはどうでしょう。例えば、道具の使い方とかで。
‐私たちが印象に残った名人の言葉を選んで()埋めの形にしたり、作業順を並び替える問題とかどうでしょうか。
‐問題を20~30問くらい用意しておいて、その中から好きな9問を選んでもらい、それらの答えを3×3のマスで好きな位置に書いてもらう。最終的にそれを使ってビンゴゲームにするとか。
‐景品は徳地に関する何かで用意するみたいな感じはどうでしょうか。選んだ問題の答えがあってる&ビンゴになる→景品みたいな。
‐このフォーラムの目的とかを考えたら、個人的には「外部の人間として俺ら自身がどう思うか、どう考えるか」みたいなことを大事にしたいと思っている。
‐なるほどです。そういう面でいったら、たしかに少し方向性が違うかもしれんね。
‐たしかに。
‐徳地の高校生はどのくらい名人さんのこと知ってるんでしょう?やっぱり事細かに小学生の頃から総合学習とかで学習してるのかな?
‐それによっても、どれだけ詳しく名人さんのことについて語るか決まるよね。
‐(市原)分校は今、廃校の計画が進んでいて、すでに1年生は居なくて、2年生が24人、3年生が12人全校で36人です。今、廃校後施設をどう使うか検討されています。今いる在校生は、地元徳地よりも近隣の都市からくる生徒が多く、そういう意味では名人のことはあまり知らないと思います。明日、分校に行って、このあたりの確認と、皆さんとこのLINEで交流できるかを相談してきます。
‐ご丁寧にありがとうございます。じゃあ名人の紹介は序盤に入れた方が良さそうですね。
‐(5月29日市原)今、分校に行き教頭先生と話してきました。学級担任や生徒会と相談し、皆さんと分校の生徒とで交流できるか検討してもらうことにしました。8月12日のフォーラムは良い機会なので前向きに取り組みたいと言われました。フォーラムのチラシが出来たので数枚手渡しました。
‐(5月31日市原)教頭先生から電話がありました。地元徳地出身の生徒を選びました。LINEに加わってもよろしいでしょうか?
‐ありがとうございます。よろしくお願いいたします。
‐6月14日分校の4人(石野君、斉藤君、和崎君、田村君)がLINEに加わり、全員自己紹介で交流が始まりました。
‐(7月7日市原)佐波分校で教頭先生を交えフォーラムの流れについて話し合いました。これまでの皆さんからの意見を参考にしながら流れの大筋を作り、LINEで共有しました。
‐とても面白そうですね。外部の人間としての意見がしっかり出せるように頑張ります。
‐個人的には方言はほぼ困らんかった。外部とはいっても、九州山口の人間だし、意外とこの振られ方したら難しい気がする。
‐逆にこちらも徳地の人たち(名人も、高校生も、参加している人も)に、徳地をどうしていきたいのかとか聞きたい。
‐高校生のみんなには将来徳地を出る予定か、そしてその理由とかも。
‐どうせなら外部の人間である俺らと内部の人間とでの差とか共通意見とか、そういう発見があったらいいなと思います。
‐確かにその方が交流らしさもあっていいかも。
‐課題について深く掘り下げるときは是非やりたいですね。
‐僕ら自身が感じたことは一方通行にしか伝わらないので、意見を出し合って検討するということをもしやるならば、しっかり時間をとって、中途半端な感じにならないようにすることが大事かなと思います。
‐方言の違いを理解してもらうために、自分たちの地域の方言クイズを取り入れたりするのはどうでしょう。
‐(7月26日市原)活発な皆さんの意見を取り入れて流れの修正版を作りLINEで共有します。また当日のアンケートのタタキ台も作りましたのでたたいてください。12日当日は11時新山口駅新幹線口に昼食を各自済ませて集合してください。なお各自何人で参加されるかを連絡お願いします。ジャンボタクシーかマイクロバスになるかが決まります。また新幹線の領収書を忘れないように。
‐帰りに新山口駅に着くのは何時ごろになりますか?
‐(市原)予定では徳地文化ホールを15時30分に出発、新山口駅16時30分です。
‐(7月31日市原)当日来場者にお配りするチラシのタタキ台をつくりました。皆さんどう思いますか。
‐皆さん”いいと思います“
‐(8月10日市原)フォーラム会場の設営を午後分校の教頭先生、田中先生、司会の3人の高校生(石野君、和崎君、田村君)、交流センターの戸田岸さん、阿武さんとで行う。設営後司会のリハーサルを行う。11日は他の使用がないため、そのままの状態で12日を迎えることとした。16時終了。12日当日高校生への手土産として、中島さん宅にアユを取りに行く。田中さんは10日自分で交流センターに持ってこられた。池田さんのホタル籠は岸本さんが、徳地和紙は千々松さんがそれぞれ8日に交流センターに持ってこられた。
‐8月11日お土産を袋に詰める作業を竹本名人が喜んで進んで手伝われた。
・飲料水提供のためクーラーボックスを松田さんが持ってきてくれて、ローソンで氷と飲料水を買ってホール前に置いておく。
・10時文化ホール前で平和タクシーさんと市原が待ち合わせ、ジャンボタクシーで一路新山口駅へ。
・定刻通り11時全員ジャンボタクシーに乗り込む。新幹線領収書と引き換えに現金を各自に手渡し、受領書を書いてもらって徴収。
・今日は、特に、明るく元気に楽しくやることを全員で確認し合った。皆やる気満々で「これはうまくいきそうだ」と直感した。
・特に中だるみしないように、中盤は割り当てを決め、どこを受け持つかを皆で相談し、各自の割り当てが決まった。
・11時50分文化ホール前に到着。名人(代理の方を含む。以下同じ)や分校の生徒や先生、事務所スタッフの出迎えを受けた。久しぶりの再会で話が弾んだ。
・いったん控室に全員集まり自己紹介を行った。田中名人が準備していただいたwell come drink(紫蘇ジュース)がおいしかった。おもてなしとして最高だった。
・自己紹介でみんなの緊張もほぐれ、うまくスタートできそうな雰囲気になってきた。
・12時30分受付ですぐに数名の入場があった。ここでPCからBGMを流す計画になっていたが完全に忘れていた。何か音楽が必要だねと(多分岸本さん)言われても、思い出せなかった。反省点。
・開始5分前のお客様へのお願いを田村君が無難にしゃべってくれた。よしよし。
・いよいよ13時になった。石野君多少緊張しているようだったが長い文言も何とか無事しゃべってくれた。
・「聞き書き甲子園活動状況」をYouTubeでプロジェクターに写す。タイミングもぴったり行った。幸先は良い。
・質疑に入っても、高校生の発言が元気ではっきりしているので、お客さんから大きな拍手を受けることが多かった。
・自分の考えを、自分の言葉で堂々と話す姿に、お客様も満足そうだった。
・山田君が最初うまく切り出してくれて、後に続くものが非常にやりやすいのではと感じた。途中で逆に司会者に質問を投げかけたり、臨機応変に対応できていた。
・司会者の和崎君が質問に素早く応答してくれて、お客様の拍手を受けた。和崎君は発言の機会は少なかったがリラックスしてしゃべっていた。
・時間配分も申し分なく予定通りに終わることができた。
・心配していた名人からの回答も皆さん素晴らしい出来で名人自身も満足されたのではと思う。長すぎもせず、聞きづらくもなく、内容も良かった。
・最後客席からの回答は、さすがに皆さん慣れておられる人ばかりで、今日の感想を的確に述べられていた。良いアンサーだと思った。回答された方も満足されたのではと思う。客席で聞いていた私のそばに藤井課長が来られ、回答者には事前にお願いをしていたのかと問われたが、今日思いつかれたのだから素晴らしいですよといって言葉を濁した。
・最後まで高校生がやり切った。高校生にも貴重な思い出に残る経験、体験だったと思う。司会をお願いした佐波分校の3人には特に田中先生が心配されていたが、十分やり切ったと思う。一生の思い出として今日の経験をこれからの人生に役立ててほしい。そして長く徳地を愛してくれることをお願いしたい。
・舞台で出場者全員で集合写真を撮った。皆満足したような、楽しい様子がうかがえて目頭が熱くなった。
・その後控室に集まり、名人からのお土産をそれぞれの名人から取材してくれた高校生に手渡された。司会をした高校生にもお土産が手渡された。
・終わった時刻が15時ちょうどだった。こんなにスムースに時間通りに終了できたのは、関係者全員のお陰だと感謝します。ありがとうございました。
・名残惜しいですが高校生の皆さんとは文化ホールの前でお別れした。わずか2時間の滞在でしたが、強烈な好印象を徳地の皆さんに残してくれました。高校生にも徳地のことが特に人々の温かい思いやりが心に強く刻み込まれたのではと思います。いつかまたどこかで会えることを願いつつ車を見送った。ありがとうございました。
・運営を全て高校生に任せ、やり切ったことは、本人たちにとっても貴重な経験、体験となって、これからの人生に自信と記憶となって残るのではと思った。これから先も高校生と徳地が何らかの形で継続して縁が繋がることを期待したい。
・全てが終わったとき、ある高校生は“いままで学校とかの行事で同じような催し物をしたことはあったが、今日ほど、リラックスして、自分の考えを喋れたことはなかった”と言っていた。見知らぬところだから、好きなことが言えたという面はあるにしても、確かに高校生みんな、自信をもって自分の意見を述べていた。
・来場されたお客様も、“あまり高校生としゃべったり、話を聞くことがないので、高校生が大人顔負けの考えをもって堂々と自分の言葉でしゃべっていることに新鮮さと感動を受けた”と言われていた。何らかの刺激、活力になっていれば、それだけでもフォーラムをした意味があったと思う。
・事前に打ち合わせをしていなくて心配したが、名人の受け答えが長くもなく、短くもなく、取り繕ったところもなく、思っておられることを淡々と話された。名人さんには本当にいろいろお世話になりました。今日この場に出られて良かったと皆さん思っていただけると嬉しいです。
・それぞれが遠隔の地にいるので、みんなが集まって打ち合わせすることもできず、一緒に練習することもできず、いきなりぶっつけ本番とならざるを得なかった。幸いにもLINEという強力な武器があったので、それを最大限に活用してみなさんの意見を吸い上げることができた。いろいろなことを学ばせていただいた貴重な体験になりました。
・特段の阻喪もなく、来られた方皆さんが、それぞれに何かを持って帰られたのではと思っています。これも関係していただいた全ての方々のお陰だと厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。 以上 2023.8.12 (文責:市原 茂)