聞き書き甲子園徳地フォーラムアンケート結果

  • 満足度

印象に残った事

・高校生が大人顔負けのしっかりした意見を堂々と語っていたことに感動した。

・しっかり話す社交的な高校生が多い。

・各名人から教えられる中で、個人的にもいろいろと違う角度から感じられたこと、そしてそれから自分の人生についての思いも語られ参考になった。

・一人一人が信念をもって行動、発言されていて素晴らしいと思った。

・久しぶりに高校生の話を聞いて楽しかった。若い人たちの話を聞いて心が引き締まる思いがしました。

・素晴らしい高校生に会えてよかったです。

・しっかりした報告会ができていたと思います。

・自分が思っていた以上に高校生の考え方がしっかりしていた。

・高校生がいろいろと経験されていてうらやましかったです。

・外から徳地を見ていただき、徳地の新鮮さ、良さをあらためて感じた。

・若いっていいな。素晴らしい。

・若い人の声が聞けて良かった。

・対象者は高齢者が多かったと思いますが、接し方、話の聞き方などマナーがとてもよかった。皆とても熱心でした。

・考えがしっかりしており現在人類は素晴らしい。

・高校生たちがしっかりしていたのにびっくりした。自分の考えを自分の言葉で伝えられるのは素晴らしいです。

・とてもしっかりした高校生の意見を聞くことができて、とてもうれしく思いました。出席者が少なかったのが残念でした。こんな機会への出席者が少ないことが課題かと思いました。

・高校生の発言が明確で、徳地の課題についても把握しているようでした。

・新鮮な勉強になりました。

・徳地に人を呼び込む。そのために情報発信をする。その情報に+αが必要である。

・高校生の発表内容・態度が素晴らしい。表現力が豊かで、将来が楽しみ。

・高校生だけが登壇されていたことが素晴らしい。

・皆すごいです! こういう形の発表会はあまり見たことがないです。本当の意見が発表されていると思いました。元気貰いました。来てよかったです。

・高校生とは思えないほどしっかりされていて、イキイキと輝いて見えた。

・徳地の魅力について、若い方の考え方が分かった。

・情報発信+αがなければ地域は発展しない。

・徳地しかない事・物をしっかり発信することが大事。

・若い人の意見は、とても役に立ちました。高齢ではありますが、徳地の良さを伝えてもらい良かった。

・素晴らしい発表でした。大満足です。

・高校生があまりにしっかり意見を述べられていることにまず感銘です。

・若い人の心に触れられ大変有意義なホーラムでした。来年も是非続けてください。

・話していた側の意見にはなるのですが、話し中に皆さんが大きく頷きながら聞いて下さっていたのがとても嬉しかったです。他の今回のようなフォーラムでは多少なりとも頷いてくれる人はいらっしゃいますが今回ほど皆さんが熱心に聞いて下さるということはあまりありません。これは皆さんが徳地を愛していて、盛り上げたいという方向性が揃っていることや、徳地の方々の柔らかな雰囲気があるからだと思います。そんな徳地で活動出来て良かったです。聞き書き甲子園に申込をして下さり、私たちを快く迎えてくださってありがとうございました。

・今日は発表側で参加しましたが、案外緊張せずに発表でき、名人からいろいろ褒めてくださってとても嬉しかったです。

・生徒の正直で真剣な思いが語られたこと。

・司会の高校生が徳地中の卒業生で、とっても頑張っており、成長を感じました。

・地域外の高校生が徳地について聞き書きするというのはとても面白い。お互い貴重な経験になったと思う。自分が高校生の頃こんな機会があったら、と羨ましい。

  • 高校生から見た徳地の印象を聞いて気づいたこと

・大自然と人の温かさ。

・徳地まで来るハードルが高い。交通費が高く来たくても来れない思いをしている若い人がいる。

・自分では気づいていない自然の豊かさとコミュニケーションも良く、それが自然と地域の力になっている。地域力の向上には情報発信が大切!

・徳地の良さ。

・若い人が外に出ていくことは良いことだと思いました。

・みなさん徳地の良いところをきちんと見てくれていてうれしかった。徳地にも良いところが沢山あると思いました。

・地元の高校生の話がじっくり聞きたいと思いました。

・自然に価値があること。

・徳地にたくさんの「たくみ」が居られることが再発見になりました。

・徳地の問題を良く理解しておられる。

・まわりに木がいっぱいあるのに、石風呂の薪を買う話にびっくり。

・自分では気づいていなかった知的財産を大切にすることが大事。

・視点の違いがあり、良いところがいろいろあることに気づいた。

・徳地の自然。

・「身近な良さに気づいていない」ことに気づきました。

・自然や人の温かさは感じていただけたと思います。やはり教育の機会が足りないのではと思いました。

・やはり外からの目は参考になるね。

・気づかなかった徳地の良さに気づきました。

・徳地の人は親切であること等徳地の人を良く観ている。7人の高校生が徳地をアピールする発信塔になる。

・高校生のみなさんへ。「少子高齢化」は、皆さんが生まれる前から言われていた問題です。みなさんがなんとかしようとしないといけない問題ではありません。自分が興味・関心のあることに向かって、あなたの人生を精一杯生きて欲しい。その中で、交わる機会がもしあれば、みなさんの知恵や力を貸してもらうことがあるかも。

・徳地のことを、短期間なのに良く観ているなと思いました。

・徳地には素晴らしい名人がおられるので、今後もそれを継続していかないといけないと思った。

・若い方は、一度徳地から離れた方が徳地の魅力を改めて考えることができる。

・豊かな自然に育まれた人情味豊かなことが徳地の魅力。

・徳地の再発見を今一度調べたい。

・経験してみることが大切だから、都会の生活を経験しながら、もう一度徳地の良さを思い起こすことがあっても良いのかな。

・若い人達も人口減少を考えていることに気づきました。

・私は徳地を悪い言い方をすれば「田舎」、いい言い方をすれば「都会に染められていない場所」という風に感じました。都会にないものを持っている場所として発展していくことを楽しみにしています。今年度は受験を控えているので難しいですが、来年度また徳地を訪れ、できることならば皆さんと何か新しい取り組みをしてみたいと思っていますので、その際はまたよろしくお願いいたします。

・少子高齢化について呼び込むという手もあるけど、今ある魅力を引き出して住み続けることも重要だと思います。

・徳地にはたくさんの魅力があるので、それを如何に知らせる、アピールするかということをみんな言っていたのが印象的でした。自然だけでなく伝統、人の温かさ、そして農作物、食の大切さ、建築面からなど、アイデア満載でした。

  • どんな徳地であったらよいか

・人口は減っても、みんなが助け合って暮らせる居心地が良い地域。

・文化・伝統が義務ではなく楽しんで自然に伝わるようになれば。

・名人が伝えてこられた「宝」「伝統」ともいえるものを、末永く伝えることが大切。若い人を育てよう。

・今日の意見をもとに、ゆっくりと考えてみたいと思います。

・若い人が帰ってきたくなるように、出来る限り守っていきたいです。

・山を大事に世話しないとダメだと思いました。

・自然、空き家を活用できるようにしたら良いと思う。

・住み良いのであればなんでも良い。

・徳地の名人の出番がたくさんあれば良いなあと思いました。

・自然と歴史を生かす。

・このままでいい。

・活気のある徳地。

・伝統産業を残すことに力を入れる。

・今のままが良い。

・若い人がもっとのびのびと過ごせる徳地であってほしい。

・美しい場所。

・もっと若い人が関心を持ってくれるように活動しなくちゃね。

・若い人たちが喜んで住めるようにしてほしい。

・人口(若者)が増えること。

・徳地の自然・文化に徳地住民が誇りと自信を持てること。

・これを企画した役所の人は“えらい”と思います。役所の人に頑張ってもらいたい。

・地域で生活している方が元気で亡くなる時に徳地に住んでいて良かったと思っていただければ。

・このような機会を増やして人的交流の盛んな地域になってほしい。

・人の心のあたたかさを伝えたい。自然と共に生きる。

・もっと徳地の良さ(歴史・文化・自然)をPRする。その中で、徳地を幅広く知ってもらい、活性化につなげる。

・お盆や正月、クリスマスやハロウィンと言った何気ないイベントごとに帰省したいなあと自発的に思える場所であってほしいです。今後グローバル化が叫ばれ、仮に外国の方が増えたとしても、あえてローカル化を叫び、大和魂ならぬ徳地魂が残り続けてほしいと願っています。(社会変動に適応しつつ、これだけは守りたいという核のようなものがあればいいなということです)。

・自然のままの徳地だったらいいなと思う。あんまり開発とかしなくていいと思う。

・みんなが助け合う徳地。

・若い人が流出せず、外から住みたくなるような地域づくりが必要。秋穂や阿東に比べ、定着しないのは何が足りないのかを調査し改善するか、そのまま減少を良しとするか。魅力がないため青年部の活動が鈍い。考えの固着した老人たちの思うがままにさせていくのか?

・徳地の皆さんはとてもエネルギッシュだと思います。名人の方々は長い経験を積まれた方たちが多いですが、商工会青年部の皆様など、お若い方も沢山活躍しておられます。徳地の外からも起業のため移り住んでいる方もおられます。少しづつかもしれませんが、徳地は活性化していると思います。今中学生もふるさとについて学んでいるので、今日のフォーラムもしかり、若者への学びの機会が何より大切だと感じました。

以上   2023.8.16    (文責:市原 茂)

聞き書き甲子園徳地フォーラムを振り返って

  • 事前準備

・3月26日(日)東京での全国成果発表会の時、8月12日(土)徳地フォーラムを開催する旨を高校生に伝えた。その際、皆んなのやる気を感じ、運営を全て高校生に任せようと決めた。

・情報の共有を図るため、LINE(聞き書き甲子園山口班)に関係者全員(聞き書き甲子園実行委員会の人も含めて)参加した。

・4月10日(月)「聞き書き甲子園徳地フォーラムのご案内」をLINEに掲示した。

・5月24日(水)山田君から、初めての反応があった”お久しぶりです。8月12日何するよ?“。

・これが口火となり、25日以降他の6人全員参加して、意見を出し合った。

 ‐東京でやったような名人との対話とかを見せるのもいいと思ったんですが、それを繰り返すとなると多分飽きちゃいますよね。

 ‐代表を選んでやるとかですかね?

 ‐東京の成果発表会でしたようにパワポを作って、一人ずつやるんかなー。

 ‐折角こういう機会だから、未来とか今後に向けて話し合いができたら。

 ‐聞き書きの内容を知らせるだけじゃなくて、そこから発展してかんといかん気がする。

 ‐そんなんするなら俺らだけでやってもしゃーないから向こうの人たちにも入ってもらわんばいかんのやけどね。

 ‐事前に細かい議題とかも決めといた方が良さそう。

 ‐ただ2時間ぽーんと話すなんてそんなの無理やから細かい内容、なんなら各自の大まかな意見まで決めとかないと。

 ‐でもそれには議題とか目的とか決めないといけない。そうなったら俺ら外部の人間だけで決めたくはないよな。

    ‐市原さん、徳地の高校生とかと交流とかってできたりしますか?

    ‐(市原)徳地には県立防府高校佐波分校があり、聞き書き甲子園や徳地フォーラムについて学校に話しに行っています。皆さんの意見話してみることは十分できますよ。

    ‐なるほど。ありがとうございます。

    ‐名人の道具に関する4択クイズを作るというのはどうでしょう。例えば、道具の使い方とかで。

    ‐私たちが印象に残った名人の言葉を選んで()埋めの形にしたり、作業順を並び替える問題とかどうでしょうか。

    ‐問題を20~30問くらい用意しておいて、その中から好きな9問を選んでもらい、それらの答えを3×3のマスで好きな位置に書いてもらう。最終的にそれを使ってビンゴゲームにするとか。

    ‐景品は徳地に関する何かで用意するみたいな感じはどうでしょうか。選んだ問題の答えがあってる&ビンゴになる景品みたいな。

    ‐このフォーラムの目的とかを考えたら、個人的には「外部の人間として俺ら自身がどう思うか、どう考えるか」みたいなことを大事にしたいと思っている。

    ‐なるほどです。そういう面でいったら、たしかに少し方向性が違うかもしれんね。

    ‐たしかに。

    ‐徳地の高校生はどのくらい名人さんのこと知ってるんでしょう?やっぱり事細かに小学生の頃から総合学習とかで学習してるのかな?

    ‐それによっても、どれだけ詳しく名人さんのことについて語るか決まるよね。

    ‐(市原)分校は今、廃校の計画が進んでいて、すでに1年生は居なくて、2年生が24人、3年生が12人全校で36人です。今、廃校後施設をどう使うか検討されています。今いる在校生は、地元徳地よりも近隣の都市からくる生徒が多く、そういう意味では名人のことはあまり知らないと思います。明日、分校に行って、このあたりの確認と、皆さんとこのLINEで交流できるかを相談してきます。

    ‐ご丁寧にありがとうございます。じゃあ名人の紹介は序盤に入れた方が良さそうですね。

    ‐(5月29日市原)今、分校に行き教頭先生と話してきました。学級担任や生徒会と相談し、皆さんと分校の生徒とで交流できるか検討してもらうことにしました。8月12日のフォーラムは良い機会なので前向きに取り組みたいと言われました。フォーラムのチラシが出来たので数枚手渡しました。

    ‐(5月31日市原)教頭先生から電話がありました。地元徳地出身の生徒を選びました。LINEに加わってもよろしいでしょうか?

    ‐ありがとうございます。よろしくお願いいたします。

    ‐6月14日分校の4人(石野君、斉藤君、和崎君、田村君)がLINEに加わり、全員自己紹介で交流が始まりました。

    ‐(7月7日市原)佐波分校で教頭先生を交えフォーラムの流れについて話し合いました。これまでの皆さんからの意見を参考にしながら流れの大筋を作り、LINEで共有しました。

    ‐とても面白そうですね。外部の人間としての意見がしっかり出せるように頑張ります。

    ‐個人的には方言はほぼ困らんかった。外部とはいっても、九州山口の人間だし、意外とこの振られ方したら難しい気がする。

    ‐逆にこちらも徳地の人たち(名人も、高校生も、参加している人も)に、徳地をどうしていきたいのかとか聞きたい。

    ‐高校生のみんなには将来徳地を出る予定か、そしてその理由とかも。

    ‐どうせなら外部の人間である俺らと内部の人間とでの差とか共通意見とか、そういう発見があったらいいなと思います。

    ‐確かにその方が交流らしさもあっていいかも。

    ‐課題について深く掘り下げるときは是非やりたいですね。

    ‐僕ら自身が感じたことは一方通行にしか伝わらないので、意見を出し合って検討するということをもしやるならば、しっかり時間をとって、中途半端な感じにならないようにすることが大事かなと思います。

    ‐方言の違いを理解してもらうために、自分たちの地域の方言クイズを取り入れたりするのはどうでしょう。

    ‐(7月26日市原)活発な皆さんの意見を取り入れて流れの修正版を作りLINEで共有します。また当日のアンケートのタタキ台も作りましたのでたたいてください。12日当日は11時新山口駅新幹線口に昼食を各自済ませて集合してください。なお各自何人で参加されるかを連絡お願いします。ジャンボタクシーかマイクロバスになるかが決まります。また新幹線の領収書を忘れないように。

    ‐帰りに新山口駅に着くのは何時ごろになりますか?

    ‐(市原)予定では徳地文化ホールを15時30分に出発、新山口駅16時30分です。

    ‐(7月31日市原)当日来場者にお配りするチラシのタタキ台をつくりました。皆さんどう思いますか。

    ‐皆さん”いいと思います“

    ‐(8月10日市原)フォーラム会場の設営を午後分校の教頭先生、田中先生、司会の3人の高校生(石野君、和崎君、田村君)、交流センターの戸田岸さん、阿武さんとで行う。設営後司会のリハーサルを行う。11日は他の使用がないため、そのままの状態で12日を迎えることとした。16時終了。12日当日高校生への手土産として、中島さん宅にアユを取りに行く。田中さんは10日自分で交流センターに持ってこられた。池田さんのホタル籠は岸本さんが、徳地和紙は千々松さんがそれぞれ8日に交流センターに持ってこられた。

     ‐8月11日お土産を袋に詰める作業を竹本名人が喜んで進んで手伝われた。

  • 本番(8月12日)

 ・飲料水提供のためクーラーボックスを松田さんが持ってきてくれて、ローソンで氷と飲料水を買ってホール前に置いておく。

 ・10時文化ホール前で平和タクシーさんと市原が待ち合わせ、ジャンボタクシーで一路新山口駅へ。

 ・定刻通り11時全員ジャンボタクシーに乗り込む。新幹線領収書と引き換えに現金を各自に手渡し、受領書を書いてもらって徴収。

 ・今日は、特に、明るく元気に楽しくやることを全員で確認し合った。皆やる気満々で「これはうまくいきそうだ」と直感した。

 ・特に中だるみしないように、中盤は割り当てを決め、どこを受け持つかを皆で相談し、各自の割り当てが決まった。

 ・11時50分文化ホール前に到着。名人(代理の方を含む。以下同じ)や分校の生徒や先生、事務所スタッフの出迎えを受けた。久しぶりの再会で話が弾んだ。

 ・いったん控室に全員集まり自己紹介を行った。田中名人が準備していただいたwell come drink(紫蘇ジュース)がおいしかった。おもてなしとして最高だった。

 ・自己紹介でみんなの緊張もほぐれ、うまくスタートできそうな雰囲気になってきた。

 ・12時30分受付ですぐに数名の入場があった。ここでPCからBGMを流す計画になっていたが完全に忘れていた。何か音楽が必要だねと(多分岸本さん)言われても、思い出せなかった。反省点。

 ・開始5分前のお客様へのお願いを田村君が無難にしゃべってくれた。よしよし。

 ・いよいよ13時になった。石野君多少緊張しているようだったが長い文言も何とか無事しゃべってくれた。

 ・「聞き書き甲子園活動状況」をYouTubeでプロジェクターに写す。タイミングもぴったり行った。幸先は良い。

 ・質疑に入っても、高校生の発言が元気ではっきりしているので、お客さんから大きな拍手を受けることが多かった。

 ・自分の考えを、自分の言葉で堂々と話す姿に、お客様も満足そうだった。

 ・山田君が最初うまく切り出してくれて、後に続くものが非常にやりやすいのではと感じた。途中で逆に司会者に質問を投げかけたり、臨機応変に対応できていた。

 ・司会者の和崎君が質問に素早く応答してくれて、お客様の拍手を受けた。和崎君は発言の機会は少なかったがリラックスしてしゃべっていた。

 ・時間配分も申し分なく予定通りに終わることができた。

 ・心配していた名人からの回答も皆さん素晴らしい出来で名人自身も満足されたのではと思う。長すぎもせず、聞きづらくもなく、内容も良かった。

 ・最後客席からの回答は、さすがに皆さん慣れておられる人ばかりで、今日の感想を的確に述べられていた。良いアンサーだと思った。回答された方も満足されたのではと思う。客席で聞いていた私のそばに藤井課長が来られ、回答者には事前にお願いをしていたのかと問われたが、今日思いつかれたのだから素晴らしいですよといって言葉を濁した。

 ・最後まで高校生がやり切った。高校生にも貴重な思い出に残る経験、体験だったと思う。司会をお願いした佐波分校の3人には特に田中先生が心配されていたが、十分やり切ったと思う。一生の思い出として今日の経験をこれからの人生に役立ててほしい。そして長く徳地を愛してくれることをお願いしたい。

 ・舞台で出場者全員で集合写真を撮った。皆満足したような、楽しい様子がうかがえて目頭が熱くなった。

 ・その後控室に集まり、名人からのお土産をそれぞれの名人から取材してくれた高校生に手渡された。司会をした高校生にもお土産が手渡された。

 ・終わった時刻が15時ちょうどだった。こんなにスムースに時間通りに終了できたのは、関係者全員のお陰だと感謝します。ありがとうございました。

 ・名残惜しいですが高校生の皆さんとは文化ホールの前でお別れした。わずか2時間の滞在でしたが、強烈な好印象を徳地の皆さんに残してくれました。高校生にも徳地のことが特に人々の温かい思いやりが心に強く刻み込まれたのではと思います。いつかまたどこかで会えることを願いつつ車を見送った。ありがとうございました。

  • まとめ

 ・運営を全て高校生に任せ、やり切ったことは、本人たちにとっても貴重な経験、体験となって、これからの人生に自信と記憶となって残るのではと思った。これから先も高校生と徳地が何らかの形で継続して縁が繋がることを期待したい。

 ・全てが終わったとき、ある高校生は“いままで学校とかの行事で同じような催し物をしたことはあったが、今日ほど、リラックスして、自分の考えを喋れたことはなかった”と言っていた。見知らぬところだから、好きなことが言えたという面はあるにしても、確かに高校生みんな、自信をもって自分の意見を述べていた。

 ・来場されたお客様も、“あまり高校生としゃべったり、話を聞くことがないので、高校生が大人顔負けの考えをもって堂々と自分の言葉でしゃべっていることに新鮮さと感動を受けた”と言われていた。何らかの刺激、活力になっていれば、それだけでもフォーラムをした意味があったと思う。

 ・事前に打ち合わせをしていなくて心配したが、名人の受け答えが長くもなく、短くもなく、取り繕ったところもなく、思っておられることを淡々と話された。名人さんには本当にいろいろお世話になりました。今日この場に出られて良かったと皆さん思っていただけると嬉しいです。

 ・それぞれが遠隔の地にいるので、みんなが集まって打ち合わせすることもできず、一緒に練習することもできず、いきなりぶっつけ本番とならざるを得なかった。幸いにもLINEという強力な武器があったので、それを最大限に活用してみなさんの意見を吸い上げることができた。いろいろなことを学ばせていただいた貴重な体験になりました。

 ・特段の阻喪もなく、来られた方皆さんが、それぞれに何かを持って帰られたのではと思っています。これも関係していただいた全ての方々のお陰だと厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。                                                           以上   2023.8.12   (文責:市原 茂)              

森林ボランティア(まつたけ再生)活動への参加者募集

 任意団体地域資源再生開発研究所では、まつたけ再生を最終的な目標とし、里山の整備を地道に進めております。まつたけ再生は一朝一夕に成果が出せるものではなく、10年、20年かけても成果が保証できるかどうかもわからない取り組みではあります。

 徳地はその昔まつたけの宝庫でした。しかし、昭和40年代から始まった松枯れによるアカマツの絶滅でまつたけの声すら聞くことがなくなりました。かっての活況を知る人たちもだんだんと減り、今「まつたけ再生」の話を出すと、「なにを寝言を言ってるのか」と一笑されることが多いです。
でも我々は「あの頃」の雰囲気、賑わいが頭から離れません。目標に向かって里山を根気よく地道に「あの頃」の環境に近付ければ、「いつかきっと」という気持ちで、「やれる人が、やれるときに、やれること」を行っていこうと心に決めて活動を進めています。その先には必ず「まつたけを七輪で丸焼きし、手で割いて、酢醤油をつけ、ビールを傾けた」あの和やかな至福の時が現れることを信じています。

 私たちの活動に興味がある方、同じ夢を追ってみたい方を広く募集しております。
お住まいの地、老若男女、年齢を問いません。夢がある楽しい生き方を共有できれば望外の幸せです。

 なお、この活動に参加されると、森林に関する各種特典、例えば草刈り機、チェーンソー、建設機械等の受講資格が取得できます。

 お気軽にご参加いただきますようよろしくお願い申し上げます。

                        

  • 主催:任意団体地域資源再生開発研究所
  • 日時:毎月第3水曜日(雨天中止)9時~11時
  • 作業内容:間伐、下刈り、落ち葉のかきとり、山道の整備、遊び場作り
  • 申込先/問い合わせ先:任意団体地域資源再生開発研究所(事務局:市原)

TEL:090-7371-1922

 R2Dラボ定例会議(第10回)

1.日時:令和5年3月15日(水)10:00~11:00
2.場所:R2Dラボ拠点
3.参加者:Fm、Fr、Fi、Yh、Is
4.内容:

(1)まつたけ山整備視察研修について
  別添の研修報告書で説明、discussした。
・女性が活躍しているところは継続し、成果が出ている。R2Dラボも女性で山に馴染めそうな人を一本釣りする。両Yさんに声を掛けてみる。
・婦人会はボランティアでは目を向けてもらえない。少額でもよいから有償ボランティアにする。
・そのためにもR2Dラボで稼がなければいけない。山には稼げる材料はそろっている。
シイタケやハナシバ、サカキ、これからはタケノコ等南大門に売れるように考える。
・暮田は最初マツタケではなくホンシメジの栽培で山をきれいにされている。いつ出てくるかわからないマツタケより、シメジを目標にして稼げるようにしたらどうか。
・いろいろと言うよりも、とにかく一歩を踏み出そう。そのためには具体的にスケジュールを決めて取り掛かることが重要。
・アカマツの植樹は3月までが時期なので、3月中に一度山に入り、山道をつけたり、間伐をしたり活動を始めよう。
・3月29日(水)9時拠点集合。作業ができる態勢で。

(2)E社案件のその後について
・1月にT社長から進めている場所は、今所有者との売買が1月末までには決着するだろうといわれていたが、その後連絡がない。あまりせっついてもいけないが、あれからもう2か月すぎている。Fmさんは使用すると言われていた「すくず」をかき集めて準備していると。
どんな状況か途中報告があっても良いと思うので、電話で問い合わせた。
→今東京に出張中でわからないとの回答であり。先方からの連絡を待つしかない。

(3)聞き書き甲子園で文部科学大臣賞受賞について
・一昨年から取り組んでいた聞き書き甲子園で高校生が頑張ってどれも劣らぬ作品が出揃った。その中で徳地和紙紙漉き名人の千々松さんの作品が最高金賞である文部科学大臣賞を受賞された。徳地の名前が全国に発信出来て、地域の子供たちに対しても今年の夏休みには高校生を徳地に呼んで成果発表会を計画している(改修なった徳地文化ホールで)

R2Dラボ定例会議(第9回)

1.日時:令和5年2月8日(水) 9:00~12:00
2.場所:R2Dラボ拠点
3.出席者:Mr、Tm、Is
4.内容:
 まつたけ山整備のために装備する予定の簡易トイレの設置場所を決める。
・山に入る前に、山の持ち主であるYさん宅にトイレ設置の許可を得るために伺った。
・アカマツの苗木を育てられており、整地後に植える約束を交わした。

赤松の苗

・本来トイレ設置場所は皆さんが見た上で合意の上きめるのが筋ではあるが、皆さんが揃うタイミングが難しいので今日出席の3人が合意した場所とした。
・設置場所周辺縦2m,横2m整地した。
・今年度助成金で購入した、小型チェーンソー等を使って周辺を整地した。

小型チエンソーの利用

5.元気創出応援事業計画変更について
・まつたけ再生・復活の専門家T氏の招聘を計画していたが調整がつかず計画変更承認申請書を提出した。

6.まつたけ山整備視察研修について
・3月7日、8日を再確認した。
・Yさんから水曜日午前中は民生委員の定例会があり、8日が水曜日のため参加できるかわからないと電話あった。早めに出欠を決めていただくよう頼んだ。
・Yさん不参加の場合4人となるので、その場合はレンタカーではなく自家用車(Tm号)で行くこととする。
・参加者が決まれば早めにスケジュールを明確にする。

7.その他
①E社はその後進展なし。
➁happy education(村上代表)の記事が中国新聞(2/7)の1/4ページを割いて載った。
➂はやぶさ未来設計の食堂(roots)の駐車場管理
 草刈り代は通常¥5,000だが、特に草の成長が激しい6,7,8の3か月は倍額の¥10,000を要望している。結論未定。

R2Dラボ定例会議(第8回)

1.日時:令和5年1月11日(水) 10:00~13:20
2.場所:R2Dラボ拠点
3.出席者:Mr、Tm、Fm、Fr、Fi、Is 特別参加:E社T社長
4.内容:
 「令和5年最初の定例会議であり、新年会として猪鍋を堪能しながら会員皆さんの今年の抱負等を中心に近況報告を話し合い、途中でT社長のご挨拶がある」予定であったが、猪鍋が出来上がる前にT社長が現れ、その後は猪鍋を美味しくいただきながら、ほぼT社長の独壇場と化した。

・今徳地の炭窯が天井のみを残しほぼ8割方出来上がっている。昨年年末に借りている土地の所有者から、あの土地を高く買うという良い話が出てきている。ついては貸借契約を打ち切りたいと言ってきた。
・せっかく良い場所を徳地の皆さんに紹介していただき、炭窯を創るに際しても多大なご協力をいただき、ほぼ8割方完成の今になって、この話はないだろうという思いはあったが、思い切って「この話はなかったことにしましょう」と社長に申し上げた。
・年が明けて、話を持ち出されてそれほど時間も立っていない先日、「結論を出すにはもう少し時間が欲しい」と言われまだどうなるかは明確ではない。今月中には決着はつくと思う。
・いずれにしても決着がついた暁には「神主さんをお呼びして皆さんと一緒にお祓いの式を挙げたい」。
・今、仕事の方は順調で今年がターニングポイントの年になるような気がしている。マスコミに取り上げられる機会も格段に増えてきていて知名度もあがってきている。県外からも誘いはあるが、まずは山口県で実績を残したいのですべて断っている。山口県内からも多くの市町村から誘いはあるが、手が回らないといって断っている。
・担い手として、美祢市の社会復帰促進センター(刑務所)から復帰されてきた人の活用を考えている。再犯は覚悟のうえで快感の感じ箇所を変えてやれば能力は高いので挑戦してみたい。障碍者の働き場所としても考えている。仕事の範囲を決めれば確実にその仕事はできる。

R2Dラボ定例会議(第7回)

1・日時:令和4年12月14日(水) 14:00~16:30
2.場所:R2Dラボ拠点
3.参加者:Mr、Fm、Fr、Fi、Yh、Is
4.内容:

  • まつたけ山再生第一回研修の内容について
    11月25日(金)に行った山口県農林水産事務所との話し合いの内容について報告。
    成果として下記2か所の紹介をいただき、つながりができた。
     ①NPO法人やまぐち里山ネットワーク事務局長赤川端夫様(美祢市)
     ➁任意団体佐波の里山ネットワーク代表岡田照美様(防府市)
  • まつたけ再生現地研修について
    第一回研修に来ていただいた農林事務所の都留主任技師に研修後、「中国5県内に実際にまつたけを再生されたところはないか」を問い合わせたところ下記を紹介していただいた。
     ①岡山県農林水産総合センター森林研究所(岡山県勝田郡勝央町)
     ➁暮田赤松を守る会(岡山県赤磐市暮田)
  • まつたけ山整備視察研修計画について
    上記(2)を受け1泊2日の研修計画について打ち合わせた。
    ・交通手段としてのレンタカーは大きめの車をお願いしたい。
    ・運転手は交代とし安全運転に気をつける。
    ・参加者は5人で確定した。
  • 国際ボランティアの受け入れについて(Mr代表)
    Mrさんの知り合いで国内外で活躍されているBさん(仁保在住)からの依頼で、国際ボランティアの人をR2Dラボで受け入れてもらえないかと。
    Bさんが体調を崩され、活動ができなくなったので、その役割をMrさんに引き継ぎたいといわれている。
    受け入れ態勢などを考慮し、断ることとした。

R2Dラボ定例会議(第6回)

~まつたけ山再生に向けて研修(第一回)~

1.日時:令和4年11月25日(金) 9:30~11:30
2.場所:R2Dラボ拠点
3.参加者:山口県山口農林水産事務所森林部森林づくり推進課:I主査、T主任技師
      地域資源再生開発研究所(以下R2Dラボ):Mr、Tm、Yh、Ir、Is
4.内容:まつたけ再生に向け、荒れた山野の整備の仕方について研修を受ける予定であったが、R2Dラボのまつたけ再生活動の経緯説明と、農林水産事務所の仕事内容説明を行い、お互いの活動内容について質疑し協力できる内容を確認し合った。(以下農林水産事務所(N)、R2Dラボ(R)と記す)

(N)農林水産事務所として、まつたけに特化して研修できるほどの知見はない。
一般的な山の整備(伐採、各種道具の取り扱い方法等)の研修は行なっている。

(R)まつたけ山の整備について、山口県内もしくは中国5県内で活動されているところ、団体等があれば紹介してほしい。

(N)まつたけ山に的を絞って活動されているところはない。昔はされていたが今は里山の整備や、公園等の整備等を行われている。そちらを紹介するので、コンタクトを取ってみられると実地研修等にもつながるかもしれない。やまぐち里山ネットワークと佐波の里山ネットワークの2法人です。先方にR2Dラボ事務局から連絡があることを伝えておきます。

(R)紹介ありがとうございます。コンタクトをとってみます。

※まつたけ山のつくり方について下記参考資料をいただいた。
①マツタケ山のつくり方 (マツタケ研究懇話会編)
➁マツタケ山の環境整備(マツタケ山のつくりかた)について (論文資料)
➂山村起業日記~先人に学ぶ~「山は発想しだい」 岡山県哲多町 三上幸夫
➃野山・里山・竹林 楽しむ、活かす (現代農業2008年1月号)

  • NPO法人やまぐち里山ネットワーク事務局長Aさんと電話
    (所在地:美祢市大嶺町奥分3073-2)
    ・「里山の再生と里山文化の創造」を基本理念として、荒廃している里山を「明るく」「入りやすい」里山に再生することを目的としている。
    ・森林管理の必要性を県民に理解してもらうため、「自然と人が共生する」意義や方法など「幅広い森林教育の場や機会」を提供し、「農山村と都市が共に栄えていく県土づくり」を目指している。
    ・このため里山の整備作業や、利活用による都市農山村交流や、田舎暮らしの斡旋など多彩な里山活動を実践している。
    →里山の保全、整備等の実践に基づく研修や、県内の森林ボランティアグループ間の連携強化等の活動も実施されており、今後連携を取りながら交流を深めていくことを約束した。
  • 任意団体佐波の里山ネットワーク代表Oさんと電話
    (所在地:防府市石が口3-5-16-2)
    ・山林、竹林の整備と里山としての再生、人と野生動植物の共生、子どもたちが自由に遊べる山野の復活を活動理念としている。
    ・里山の整備、竹やぶの整備、河川の清掃等行政の手が回らない場所を対象にして活動している。
    →定期的に日を決めて活動されている。距離的にも近いので一度ぜひ活動の現場を見に行き、交流につなげていく約束をした。

R2Dラボ定例会議(第5回)

~まつたけ山候補地視察について~

1.日時:令和4年11月4日(金)9:30~11.40
2.場所:徳地二宮 Y様保有林
3.参加者:Y様、奥様、Yh、Mr、Tm、Fi、Is
4.内容:
・入山に際し、所有者のY様から登り口や通路、境界等の説明を受けた。
・Y様にはご夫婦で登り口まで来ていただきコピーされた地図で説明された。
・その後、ご主人は体調管理のため退散され、奥様が先導され山を登った。
・尾根伝えに行けるところまで登る。頂上までは到達できなかったが樹齢20年くらいのアカマツが3本、その他まだ若いアカマツが数本あった。
・整地すれば今にも生えてきそうなところで、研修はここで行うことで全員合意。
・登り口まで舗装された大きな道がついており、イベント等を行っても十分車の置き場は確保できる。