R2Dラボ定例会議(第6回)

~まつたけ山再生に向けて研修(第一回)~

1.日時:令和4年11月25日(金) 9:30~11:30
2.場所:R2Dラボ拠点
3.参加者:山口県山口農林水産事務所森林部森林づくり推進課:I主査、T主任技師
      地域資源再生開発研究所(以下R2Dラボ):Mr、Tm、Yh、Ir、Is
4.内容:まつたけ再生に向け、荒れた山野の整備の仕方について研修を受ける予定であったが、R2Dラボのまつたけ再生活動の経緯説明と、農林水産事務所の仕事内容説明を行い、お互いの活動内容について質疑し協力できる内容を確認し合った。(以下農林水産事務所(N)、R2Dラボ(R)と記す)

(N)農林水産事務所として、まつたけに特化して研修できるほどの知見はない。
一般的な山の整備(伐採、各種道具の取り扱い方法等)の研修は行なっている。

(R)まつたけ山の整備について、山口県内もしくは中国5県内で活動されているところ、団体等があれば紹介してほしい。

(N)まつたけ山に的を絞って活動されているところはない。昔はされていたが今は里山の整備や、公園等の整備等を行われている。そちらを紹介するので、コンタクトを取ってみられると実地研修等にもつながるかもしれない。やまぐち里山ネットワークと佐波の里山ネットワークの2法人です。先方にR2Dラボ事務局から連絡があることを伝えておきます。

(R)紹介ありがとうございます。コンタクトをとってみます。

※まつたけ山のつくり方について下記参考資料をいただいた。
①マツタケ山のつくり方 (マツタケ研究懇話会編)
➁マツタケ山の環境整備(マツタケ山のつくりかた)について (論文資料)
➂山村起業日記~先人に学ぶ~「山は発想しだい」 岡山県哲多町 三上幸夫
➃野山・里山・竹林 楽しむ、活かす (現代農業2008年1月号)

  • NPO法人やまぐち里山ネットワーク事務局長Aさんと電話
    (所在地:美祢市大嶺町奥分3073-2)
    ・「里山の再生と里山文化の創造」を基本理念として、荒廃している里山を「明るく」「入りやすい」里山に再生することを目的としている。
    ・森林管理の必要性を県民に理解してもらうため、「自然と人が共生する」意義や方法など「幅広い森林教育の場や機会」を提供し、「農山村と都市が共に栄えていく県土づくり」を目指している。
    ・このため里山の整備作業や、利活用による都市農山村交流や、田舎暮らしの斡旋など多彩な里山活動を実践している。
    →里山の保全、整備等の実践に基づく研修や、県内の森林ボランティアグループ間の連携強化等の活動も実施されており、今後連携を取りながら交流を深めていくことを約束した。
  • 任意団体佐波の里山ネットワーク代表Oさんと電話
    (所在地:防府市石が口3-5-16-2)
    ・山林、竹林の整備と里山としての再生、人と野生動植物の共生、子どもたちが自由に遊べる山野の復活を活動理念としている。
    ・里山の整備、竹やぶの整備、河川の清掃等行政の手が回らない場所を対象にして活動している。
    →定期的に日を決めて活動されている。距離的にも近いので一度ぜひ活動の現場を見に行き、交流につなげていく約束をした。

R2Dラボ定例会議(第5回)

~まつたけ山候補地視察について~

1.日時:令和4年11月4日(金)9:30~11.40
2.場所:徳地二宮 Y様保有林
3.参加者:Y様、奥様、Yh、Mr、Tm、Fi、Is
4.内容:
・入山に際し、所有者のY様から登り口や通路、境界等の説明を受けた。
・Y様にはご夫婦で登り口まで来ていただきコピーされた地図で説明された。
・その後、ご主人は体調管理のため退散され、奥様が先導され山を登った。
・尾根伝えに行けるところまで登る。頂上までは到達できなかったが樹齢20年くらいのアカマツが3本、その他まだ若いアカマツが数本あった。
・整地すれば今にも生えてきそうなところで、研修はここで行うことで全員合意。
・登り口まで舗装された大きな道がついており、イベント等を行っても十分車の置き場は確保できる。