5月25日(水)今年は阿東の方で「サマツ」が大量に採れているという新聞報道を見て、「居ても立っても居られない」心境の3人(安野、竹本、市原)が入札山に入った。今年は連休当時雨が降ったので阿東でサマツがとれたのではないか。このところの日照り続きでカラカラに乾いている山肌をコサギながら、でもこのような経験が将来必ずいきてくると粋がった。
頂上付近でふと目を上げてみると枯れて腐った松の木に如何にも食べられそうなキノコが5本群生して生えていた。


持ち帰ってその足で林業試験場(宮野)に行き、キノコの素性を調べてもらった。
名前は「まつおうじ」といって、昔は食用にしていたが、現在は毒キノコの一種で「食べない方が良い」の回答をいただいた。段々食べられそうなキノコに近付いてきているね!
と慰め合った。
参考:
「サマツ」とは、さまつたけ、早松茸
初夏の冷え込みを秋と勘違いして生えるマツタケ。5月から6月頃に収穫される。
地域によっては、マツタケではなく、ニセマツタケ、マツタケモドキ、バカマツタケなどの近縁種、あるいはオオツガタケなどのことをサマツタケと称することもある。
——出典:weblio辞書
「まつおうじ」とは、マツオウジ(松旺子・松大父)
生える時期:
春から秋(4月から9月頃)場所によっては、古くなった個体が一年中見られることもあります。
生える環境:
クロマツやアカマツの切り株、倒木に生えてきます。スギにも生えた事例があるようです。
中毒をする恐れのあるキノコ:
マツオウジは、中には食用として食べたことがある人もいるかとおもいます。(きのこちゃんもその一人です)食感はシャキシャキしていて、中には独特の香りが強いものもいますが、炒め物によく合うきのこです。しかし、人によっては中毒書状を発症する恐れがあり、安易には手を出すべきではないきのこです。
——出典:油山市民の森からのお知らせ